御殿場線は、いにしえの東海道本線である。丹那トンネルが貫通して熱海経由となるまでは、こちらがメインルートで特急列車も走っていたのだが、それは半世紀以上もさかのぼる遠い昔の話だ。今では地味なローカル線に落ちぶれて黙々と人々を運んでいる。裾野、岩波あたりで富士山が見えるはずだったが、分厚い雲が垂れ込め、結局今回は見えずに終わってしまった。窓外にビデオカメラを向けていると、普通の路線だったら、いかにもテツがマニアックな行動をしているといった奇異の目で見られるのが通り相場だが、この路線ではそんなことはなかった。
[参考サイト]
ホテル阪神
ホテル阪神 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad346945/
西鉄イン黒崎
西鉄イン黒崎 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad311317/
全日空ゲートタワーホテル大阪
スターゲイトホテル関西エアポート(旧 全日空ゲートタワー) - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad331817/
シーラックパル宇都宮
ホテルシーラックパル宇都宮 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad323412/
ヒルトン小田原
ヒルトン小田原リゾート&スパ - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad330192/
相席となった中年の女性が、「今日は富士山が見えなくて残念ですね」と声をかけてくる。地元の客以外だったら、富士の麗姿を追い求めるのが当たり前のようだ。「あっちの方向が富士山なんですけどね」と親切に教えてくれたが、そう言われれば無念さが募るばかりである。その女性は実家を訪問するといって、御殿場で降りていった。かなりの人たちが彼女に続いて下車して車内はがらんとしてしまったが、それもつかの間のことだった。入れ替わりに若者がなだれ込むように大勢乗ってきたのだ。夏の運動部の合宿帰りと思われる。あっという間に、車内は通勤電車並みの雰囲気になってしまった。電車が動き出して、しばらくは騒がしかったが、運動部員たちは連日のトレーニングで疲れがたまっていたのだろう、車窓に目をやるでもなく、カタンコトンというリズミカルな音が子守唄となったようで、いつしかあちこちで一斉に舟を漕ぎだした。